折半屋根という屋根があります。
その名の通り金属を折り曲げ板状にした屋根です。

一般住宅ではセキスイプレハブ住宅の屋根でもっと折り方が細かいタイプの物をよく見ます。

この折半屋根、値段も安く工期も短くてすみ水はけもいい屋根です。

ですが欠点もあり、一番の欠点は鉄板で出来てるので錆びます。
鉄以外にガルバリウム鋼板やステンレス鋼板の折板もあるにはあるのですが、ほぼ鉄板だと思っていいでしょう。

長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要です。

塗装実例

まず鉄部を塗る時お約束の「ケレン」をします。

グラインダー等の電動工具を使い、下地の鋼板が表れるまで削るケレンもあるのですが、そんなに錆びてないので目あらし程度に。

今回は新兵器のあしつけ棒というやつで擦ってみました。なかなか快適で腰が痛くなりません!

今回の屋根、おそらく乗せ直したのでしょう、ボルトの穴がそのまま残ってます。
このままでは雨漏りするので何らかの方法でふさぎます。

これ、どうやってふさぎますか?
変性シリコン?それともアルミのリペアテープ?

実は屋根を乗せかえた際に板金屋さんが穴埋め用に小さく切った板金を用意してくれていました。
これを変性シリコンで貼り付けます。

対応年数を長くする為錆の出ている場所、特にボルトの部分は錆びないように念入りにタッチアップ塗装します。

ボルトの上にキャップをかぶせる工法もあるのですが予算が張るので止めました。

使用材料は1液エポキシ樹脂の錆止めで、商品名は関西ペイントのザウルス。

あとは全体的に錆止めを塗装せず、ダイレクトに上塗りを2回施工して完了です。
これは予算を抑えるためで、錆止めを塗らなくても5~6年持つと判断しました。

マメ知識
下塗りをしないで上塗りすることを専門用語で「ぶっつけ」といいます。語源はたぶん「ぶっつけ本番」から来てます。

材料はアクリルシリコン樹脂の関西ペイントスーパーシリコンルーフペイント。
道具は刷毛とローラーを使いました。
工場の屋根とかで塗料が飛散してもいいような現場なら吹き付けてしまうのですが、町場では不可能です。

面積が多い時は長時間同じ姿勢を続けますので腰に注意しましょう。

終了時の写真です。
あまりの艶に撮影者(私です)が映り込んでしまいました。

この作業を定期的にやっていれば半永久的に屋根は傷みません。手遅れになってからでは手間も予算もかかるのでマメにやりたいですね。

ちなみに料金は一式6万円です。
㎡単価にすると70㎡ぐらいなので900円ぐらいでしょうか?
工期は2日間でした。

 

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