外部階段床の塗装

今回施工した現場のお施主様は、外部階段の床の塗装が剥離して困っていました。

話を聞くと
「三年前ぐらい前に床を塗装したのだがスグはがれてしまった」
という事です。

現場を見てみると確かにひどい。

新築時の塗装は10数年剥げなかったみたいなので塗り替え時の業者がミスをしました。
こう言うのって直す方が大変なんですよね(泣)。

施工実例

まずこの旧塗膜を何とかしなくてはいけません。

下地処理

スクレイパー等で剥がす事も考えたのですが、電動工具で削り落とした方が早そうですね。
なのでベビーサンダーに塗膜除去用の刃を付けて削ります。

使用した刃は大塚刷毛から発売されている「弾だんホイール」。

意外と高いシロモノで2個買うのに勇気が必要。
これにマスク・ゴーグル・ゴム手袋を着用してひたすら削ります。

下地のモルタルまで削ってしまうパワーですが、円盤なのでコーナー部分は削れません。
残った部分はタガネやマイナスドライバーなどで地道に削ります。

削りすぎてしまったモルタル部はセメント系の補修材で補修します。
後述しますが、プラスチック系のパテで補修するとエライ目にあいますよ(笑)。

使用材料

この階段は鉄骨の枠にコンクリートを流し込んで出来ています。
十分乾燥してるとはいえ防水性の高い塗料では閉じ込められた水分が悪さをするのでは、と思い通気性のある塗料を選択しました。

この材料です。
インターナショナルペイント(IP)シリカ

このIPというメーカーはちょっとマイナーですが、かゆいところに手が届くような商品をだすので意外とファンが多いんです。

塗装方法は他の塗料と同じで、最初シーラーを塗り上塗りにシリカを2回塗ります。

乾燥が早く2時間ぐらいで歩けるぐらいにまで硬化しますので、踊り場のタイルをどかして塗装したところなどスグ元の位置にもどせます。
でもこれがめんどくさい(笑)。


これで完成です。

後日談

3か月ぐらいたった頃でしょうかお施主様が、ちょっと見に来てくれとの事。
見に行くと・・。

な、なんと、塗装が剥離してる!

よく見ると下地がポリパテで補修したところだけ剥けてます。
時間短縮のためモルタルではなくポリパテを使いましたので、それが原因です。
補修方法はポリパテを削り落とすことから始めました。

そのあとモルタル補修してシーラー塗装。

そして上塗り。

補修終了

通気性のあるIPシリカはプラスチックと相性が悪い事は、ちょっと調べればわかりそうなものです。
でもやってしまいました。

この失敗は二度としないでしょう(笑)。
いい勉強になりました。