塗装作業をするとき、どうしても塗料が飛散します。
栃木弁でいう「しっぱね」が飛んでもいいように、ビニール等で汚したくない所をふさぎます。

この作業やビニールそのものを「養生」と呼びます。

任侠映画のセリフでよく聞く「養生せいや」と同じ漢字ですが、全く違います。

全然知らない人が聞いたら何のことかわからないでしょう。

現場で使う養生道具

この養生、いろんな業者がいろんな物で養生します。
自動車板金塗装屋が、新聞紙とマスキングテープで養生しているのを見たことがあるのではないでしょうか。

塗装屋はビニールやガムテープなどを使うのが一般的です。

ガムテープとビニールが一体となった「マスカー」が使いやすくて便利です。

このマスカーが登場して以来養生は劇的に変化しました。

なんせ以前はガムテープに農業用ビニール通称「ノーポリ」を必要な長さに「エースカッター」という道具でカットしてガムテープに貼り付けて使っていましたからね。

こんな感じでカットしてました。

マスカーにも欠点があり、色の濃いアルミベランダ手摺などで長期間使用すると色ムラになることがあります。

これはマスカーに使用されているビニールにコロナ処理という加工が施されていて、それが原因らしいです。
コロナ処理されていないビニールでふさげば色ムラにならないですから。

ムラになった場合の対処方法はメタノールで落ちるまで拭く、です。
もっと強い溶剤(トルエン等)を使えばあっさりなおるのですが、下地の塗装を侵してしまいますので地道にメタノールを使うのが正解だと思います。

床や地面などは通常のノーポリではなく、破れにくく滑り止め加工された緑色のビニール「ノンスリップ」を使います。

ですが最近は900㎜幅のブルーシートが安く買えるようになりましたのでブルーシートを使う事が増えましたね。何回か繰り返し使えますから。

車を養生するのも、以前はビニールとガムテープで包んでいたのですが、誰が考えたのか「カーポリ」という便利なものが出てきました。

このカーポリ大変便利です。

ところが風にあおられて飛んで行ってしまったり、炎天下に使用すると熱く焼けたボディーにビニールが張り付くという欠点があります。

するとまた誰かが考えたのでしょう、最近は不燃布で出来たカーポリまで登場しました。

「不燃布のカーポリ」とかいってますが、不燃布なのでポリではなく不燃布なので「カーポリ」は正しくありませんね(笑)。
商品名は「不燃布カーカバー」とか「不燃布自動車カバー」とかまちまちです。

不燃布なら空気を通すので風にあおられにくく、炎天下でのボディーにビニールが張り付く事を防止できます。

 

養生に使うビニール・テープ類はいろんなメーカーからいろいろ出てるので何を使えばいいのか分かりづらいと思います。

私もいろんな経験をしました。
安いガムテープを使ったところテープが真っすぐ切れなかったり、はがした後のり残りがすごくてのりを除去するのに1日かかったり、マスキングテープをはがす時途中で切れてそこからまたはがすのだけどまた切れて・・。

実際の養生方法はこちらをご覧ください。
現場でやる実際の養生方法

 

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