アンカーピンニング工事
外壁タイルの浮きや空洞部にエポキシ樹脂を注入して補修します。
注入数
西1・2号室棟 注入数772ヵ所
東3・5号室棟 注入数865ヵ所
合計 1,637か所
工程・施工状況
調査
テストハンマー等でタイルを叩き、剥がれや空洞部分を見つけます。

穿孔
電動ドリルで空洞部分に穴を開けます。

清掃

注入
アンカーピンを固定するエポキシ樹脂を注入します。

ピンニング
ステンレス製のピンを挿入します。

拡大

目地補修
注入後の穴を目地モルタルで補修します。

アンカーピンニング施工状況

タイル張替工事
現状
以前交換した場所です。
亀裂が入っているので、構造上下地に問題があると思われます。

縁切り
タイルを剥がす前に、グラインダーでカットします。

Vカット
下地の割れ部分をV字状にカットします。
亀裂の左と右ではコンクリートの質が違います。これが割れの原因でしょう。

プライマー処理
割れ部分に変性シリコンを充填する為、下地のプライマーを塗布します。

変性シリコン打設
変性シリコンを充填します。

タイル貼り付け
変性シリコン硬化後、弾性モルタルでタイルを貼っていきます。

施工完了

タイルのサイズ・色の違いについて
ジェイパレス塙田に使用されているタイルは輸入タイルです。
既存の国内メーカーでは同じサイズ・色のタイルを取り扱っていません。
同じ物を焼いてもらという方法もあるのですが、その設備だけで数百万かかるそうです。
なので今回は予算の都合上、近い色のタイルを2枚使って同じサイズにしました。