パッと見た感じ普通の瓦に見えますが、金属で出来ている金属瓦というのがあります。

この金属瓦、その名のとおり金属で出来ているので錆等で劣化します。
そのままにしておくと雨漏りするのでメンテナンスをしなくてはいけません。

ノーメンテナンスといって売り出している業者がいますがウソです。
その業者は知識が無い善人か騙して儲けようとしている悪人のどちらかで、相手にしない方がいいでしょう。

メンテナンス方法は、塗装が一番安価で効果が高いのではないのでしょうか?

塗装実例

金属瓦の塗装工程は他の屋根材と同じく
下地処理 → 下塗り → 上塗り
です。

下地処理

今回の現場は金属の上に天然石のチップが吹き付けられているタイプの金属瓦で、表面のザラザラしている所にホコリがたまり藻や苔が繁殖してます。

まずこれを高圧洗浄機で水洗いして落とします。

瓦部分は水洗いでOKなのですが、棟や縁の板金部分がちょっと厄介です。

この現場で使用されていた材料は塩ビ鋼板でした。

普通のトタンと違い板金上に塩化ビニールがコーティングされている材料なのですが、こんな感じで塩ビ被覆鋼板の塩ビ被覆がはがれ、めくり上がり錆びてます。

このめくれた塩ビをカッターで除去し、飛び出た釘を打ち込みます。

意外と手間のかかる作業で、半日ぐらいかかりました。

下塗・上塗塗装

表面は石の粒で出来ているので金属っぽくありませんが、下地は金属なので下塗りは錆止め効果のある材料がいいです。

今回使用した材料は日本ペイントのハイポンプライマーⅡです。

材料の吸い込みが激しく、予想の5割増しぐらい使ってしまいました。

細かく入りくんだ形状の為、塗る手間も5割増しです。
しかし料金は通常通り(笑)。

板金部分も一緒に下塗りします。

下塗りが終わった時点で屋根は赤錆色になりますので、道行く方々に「キレイな色ですね」と声かけられます。

しかし、上塗り色はダークグレー。
既存と同じような色です。

使用材料は日本ペイントファインパーフェクトベスト

上塗りを2回やって完了です。

今回の現場、棟・破風・鼻隠し板金が同じ素材で出来ていて破風と鼻隠しが一体化した作りです。
棟は塗装するとして、破風はどこで見切っていいのか悩みました。

ぐるりと全部塗ってしまえばいいのですが、手間が2人工ほどかかります。
サービスで施工する事も考えたのですが、材料代・手間代が思っていたよりかかってしまい見積もりを超えてしまいました。

結果、お施主様との話し合いで破風との見切り板金だけ塗装する事で収まりました。

めでたしめでたし。

 

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