現場で実際に工事をするのは職人達です。
この職人達、とにかく愉快な人が多い!

私は数十年この職人達と一緒に過ごしてきました。

というか私もその中の1人です。
その私が自分の事を棚に上げて、職人の生態を紹介したいと思います。

学歴

学歴はピンキリです。

大多数は低学歴で高校中退なんて当たり前、生粋の中卒が普通にいます。

掛け算が出来ないなんてまだいいほうで、自分の名前が漢字で書けないって奴もいて、そいつにメールアドレスを聞いたら
「ローマ字わからないのでアドレスわからないんです」
といわれ、あぜんとしました。

大卒の塗装屋もいます。

でも大卒で塗装屋なんて
「大学出てペンキ屋なのけ?」
とか言われて冷やかしの対象です。

ま、経営陣は大卒が多いので、その冷やかしているやつの言うことを聞く運命なんですけど。

ビックリしたのは現場作業員の若者に「東大中退」がいたことがあります。
彼は何があったのでしょうか。

手間賃

塗装会社で従業員をやってる職人は大抵日給が基本です。

首都圏では2万を超えることも珍しく無いのですが、地方都市宇都宮では最高1万5千円ぐらい。
普通は1万2千円ぐらいなので月に25日出勤して30万、手取り25万ってところでしょうか?

それ以上稼ぐには今より良い条件の条件の会社を見つけて移るか、独立するかです。

ところが独立してみたら従業員やってた頃の方が稼いでたなんて事も。

会社での立場

職人といっても会社と契約して賃金をもらってる以上サラリーマンです。

このサラリーマン職人、会社の就業規則も読んだことが無いので自分の有給休暇が何日あるかなんてわかりません。

そもそも有給休暇すら何のことなのかわからないので経営者にいいように使われてしまいます。

ところが当の本人達はそんな事とはつゆ知らず「俺達が稼いで食わせてやってるんだ」という態度です。

何と健気で気高いのでしょう!
その滑稽な姿は涙を誘います。

資格

無資格でも塗装屋は出来ます。

でもこれだけはあった方がいいってのが自動車免許です。
これが無いと一人で現場に行けません。

所持率は100%近いのではないでしょうか?

あ、都内の職人は電車で現場に行けるのでこの限りではありませんが、それでも持ってた方がいいです。

他には一級技能士・施工管理士などですが、あまり必要ではありません。

必要なのは「足場の組み立て等作業主任者」や「有機溶剤作業主任者」等の資格で、ゼネコンの現場で必要なので強制的に会社で取らされたりします。

じつはこれ、講習を受ければ誰でももらえるので大した資格ではないんです。講習の時寝てるヤツがいるぐらいですから(笑)。

趣味・娯楽

ペンキ屋といえば「飲む打つ買う」三拍子揃ってて宵越しの銭は持たないイメージだと思います。

仕事が終わればそのままパチンコ、勝てば飲みに行きスラれれば次の日の飯も食えないという愉快な職人達が多かった。

私が小僧の頃は、野丁場で競輪競馬新聞禁止とか花札禁止とかいうルールが本当にあったんです。

競輪場そばの現場なんかじゃ、鐘(ジャン)の音が聞こえちゃってソワソワして仕事どころじゃなく「あれ、いねえ」と思ったら車検買いに行ってた、なんて職人もいました。

最近はそういう職人は減り、ちょっと寂しくなりましたが。

外国人労働者

昔はフィリピン人やタイ人をよく見かけましたが最近はベトナム人が増えました。

ベトナム人、当たり前ですが日本語が良くできません。

たまに元請けのベトナム人と一緒に仕事するんですが、説明してもわかってもらえなくて苦労します。

なので単純な作業しかさせられなく、出来れば一緒に仕事したくない(笑)。

この元請けのベトナム人達、3年契約で日本に来てるのですが2年ぐらいで逃げ出します。
一体どこに逃げるんでしょうか?

元請がビザを更新しない以上、不法滞在です。
きっと強制送還されるまで、日本で稼げるだけ稼ぐのでしょうね。

今のところ私の知るベトナム人は3人来て3人とも逃げてます。
確率100%ですね。

 

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