現在、住宅に使用される外壁材で最も多いのがサイディングです。

大きく分けてサイディングには2種類あります。
粘土・セラミック・セメント等の材料を窯で焼いて形成した窯業系サイディングと金属を主原料とした金属系サイディングです。

今回は窯業系サイディングの塗装例です。

塗装実例

塗料メーカーの勧める窯業系サイディングの塗装工程は下地処理→下塗り→上塗りです。

まず下地処理で高圧洗浄をします。

乾燥後下塗りをします。

材料はSK化研のミラクシーラーエコホワイトです。

上塗りをします。

材料はSK化研の弾性コンポシリコン。

もう一回上塗りをして塗装終了です。

この写真の現場は積水ハイムのリフォームなんですけど、指定の材料を仕様書通りに施工しました。

新築時以上のクオリティーです。

こういった新築してから10年ぐらいで塗り替えてくれる現場はスムーズに仕事が進むのですが、困った現場もあります。

困難な例

以前頼まれた20年以上ノーメンテナンスの現場です。

サイディングは水分を多く含んでブヨブヨしてました。

写真じゃわかりづらいかもしれません。

「えっ、本当にこれ塗り替えするのかよ!」
ってレベルです。

取りあえず皮スキで削ってみましょう。

「ああーダメだ。」
メリメリ削れます。削ったところがまだ湿ってます。

「これサイディング張替た方がいいんじゃね?」
予算の都合で塗装で収めてほしいらしいので、なんとかしましょう。

取りあえず削れるだけ削ったのですが凄く不安です。

通常サイディングの下塗りにはシーラーを使うのですが、あまりにもひどいので微弾性フィーラーを使ってしっかりした下地を作ります。

それなりに目が止まってくれてなんとかなりそうな気がしてきました。

ちょっと恐ろしいですが上塗りしてみましょう。

水性シリコン塗料を2回塗装しました。
まあなんとかなるものですね。

さいわいサイディングを交換するようなことにならなくてよかったです。
ひどい時は交換しなくては収まらないですから。

では交換した例をお見せします。

サイディング(コーナー)の張替

このコーナー部分なのですが明らかに水がまわって膨らんでいるのがわかりますね。

もうこれは交換しましょう。

コーナー部分を撤去しました。下地は傷んでないようです。
下地までやられてるとエライ事になります。

下地がやられちゃってる例を見てください。

このコーナー部分を撤去してみると・・・・。

ここまで中が腐食してると私では手に負えないので大工さんに頼みました。

いろんな現場を見ましたが、こうした直接張り付ける工法で施工されたサイディングは傷むのが早いような気がします。

さて、先ほどの撤去後のコーナーに新品のサイディングを取り付けてみましょう。

既存が12㎜厚のサイディングなんですが、12㎜厚のサイディングは手に入りづらいので14㎜厚の似たようなサイディングを無理やり取り付けます。

多少段差が目立ちますが、仕方ありません。

よく見ると目地の位置とブロックのサイズは合っているのですが、新規で付けたサイディングの表面にはブツブツ凹んだ模様がついてます。

ビス跡をパテ補修すると同時にブツブツ模様もパテで平らにし、目地はノンブリードの変性シリコンを打ちました。

このあとは普通にシーラーを入れて上塗りを2回して仕上げます。

よく見るとちょっと違和感ありますがまあこんなもんでしょう。
予想以上に出来たらしく、お客様は喜んでいらっしゃいました。

 

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