塗装する時、何の塗料を選んでいいのかわからなくないですか?

例えば水性か油性か?

塗料を希釈するものが水か油の違いで、水性と油性に別れます。
さらに油性はラッカーシンナー等の強溶剤と石油系の弱溶剤に別れます。

ひと昔前の塗料の性能は

強溶剤>弱溶剤>水性

だったのですが、今はあまり気にしなくていいでしょう。
水性でも鉄部が塗れますし、油性をモルタルの上に塗っても剥離しません。

樹脂による分類

塗料の性能を判断するには、希釈材ではなく塗料に使われている樹脂が一つの目安になります。

塗料の性能(耐候性)ランキング

1位 フッ素樹脂
2位 シリコン樹脂
3位 ウレタン樹脂
4位 アクリル樹脂

ランキング通りなら、耐候性はフッ素樹脂が一番いいとされます。
なら
「フッ素使えばいいじゃん」
って事になるのですが、値段もこの順番通りでフッ素が一番高価なんです。
フッ素はシリコンとトリプルスコアぐらい値段が違うのでおいそれと使えません。

実はこのランキング外に、フッ素より耐候性の良い無機塗料・アクリルより耐候性の悪い合成樹脂塗料(いわゆるペンキ)というのがあります。
ですが無機塗料はフッ素よりさらに値段が高く、ペンキは近年あまり使わないので省きます。

フッ素樹脂塗料

1缶の価格 アバウト45,000円〜(16kg)
耐熱性・耐薬品性・耐候性全てが最高クラスの最強の材料。
フライパンの表面にも使われるぐらい安全性も高い。
確かデュポンの特許。

アクリルシリコン樹脂塗料

1缶の価格 アバウト15,000円(16kg)
耐熱性・耐候性・耐汚染性に優れた材料。
アクリル樹脂にどれぐらいシリコン樹脂を添加してるのかは製造メーカーにより異なる。

アクリルウレタン樹脂塗料

1缶の価格 アバウト12,000円(16kg)
耐候性に優れ、コストパフォーマンスに優れた材料。
鉄部で使用する材料はこれが一番多いのではないでしょうか。

アクリル樹脂塗料

1缶の価格 アバウト10,000円(16kg)
耐候性・作業性に優れた材料。
安価で加工しやすいので広い用途で使用される。

新しい分類

この樹脂の違いによる性能の目安は「ラジカル制御型塗料」という新しいカテゴリーの塗料の登場によりあやしくなってきました。
この「ラジカル」の登場でランキングがこう変わります。

塗料の性能(耐候性)ランキング ←New !

1位 フッ素
2位 ラジカル
3位 シリコン
4位 ウレタン
5位 アクリル

ラジカルはフッ素より耐候性が悪いがシリコンよりも上、というポジションです。

ですが日本ペイントが発売したラジカル(商品名パーフェクトトップ)はアクリル樹脂です。

1位フッ素のポジションはそのままですが、それ以下の樹脂は最下位のアクリルが同時に2位になるという不思議な現象がおきました
これには大手塗料メーカーも頭が痛いらしく、カタログに記載する際に樹脂を基準にしたランキングなのに無理やりラジカルを表示するという矛盾に目をつぶっています。

もうこの「樹脂の違いによるランキング」は役に立ちません。

なので、各使用部位に求める性能と価格のバランス・塗料の付加価値等トータルで判断しましょう。

「なんかよくわからないからいいヤツを」
って時はもうラジカルでいいと思います。

手前味噌ですがこのサイトも参考になると思いますのでお役立てください。

おすすめ!ラジカル塗料
特殊効果がある塗料

 

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