ウッドデッキ・フェンスの塗装

窓を開けると外にウッドデッキ、ウッドフェンス。

うっとりするような憧れの景色ですね。

このウッドデッキ、新築の時はすごくいい感じなのですがメンテナンスしないと大変な事になります。

特に、防腐処理をしていない輸入木材(SPF材等)で組んだウッドデッキなんかあっという間です。毎年塗装してもダメだという話も聞きます。

そして腐食した木を踏み抜いて怪我するなんて事に・・。

そうなる前に毎年、毎年は無理でも3年に一度はメンテナンスしましょう。

塗装実例

塗装する前にまず下地処理です。
藻・苔・泥などの汚れを落とします。

高圧洗浄機を使う場合、注意が必要です。
接近して強い水圧を近い距離で同じ場所に当て続けると木が削れて痛んでしまいます。

ある程度距離を置き、洗浄ガンの動きを止めないように気を使って洗浄します。

洗浄が終わったら、目で見てああ乾いたなとわかるぐらいまで乾燥させます。

この時、もうダメな部材があったらあきらめて交換したほうがいいです。
朽ちた木材は塗装じゃ復活しないですから。

さあ塗装しましょう。
材料は塗膜を作らない浸透型で、防腐防カビ効果のある塗料がコストパフォーマンスに優れていると思います。

浸透型塗料の施工例

塗り方のコツは、木材一本一本を乾く前に塗り切る事です。

「チッ、足場邪魔くさいなあ」
とか思いながら半分だけ塗って放置してしまうと、塗りつなぎの部分がムラになります。

1回目塗装終了後、足場のベースを吊り上げ一度塗装したあと2回目を一気に塗ります。

フェンス部分は片面を塗ったら乾く前に反対面を塗らないと、反対側にダレたところがムラになります。
こんな感じでダレます。

「ヤバい!ダレちまった」
と、あせりながら乾く前に素早く反対面を塗装します。
片面だけ一気に塗らないで、両面同時に仕上げていきます。

一回塗り終わったら乾燥させ、もう1回塗って完了です。

浸透型の塗料は2回塗装しても多少色濃くなるだけですが、塗膜型の塗料(和信ガードラックアクア等)は注意が必要です。
2回塗ると木目がつぶれます。

塗膜型塗料の施工例

この現場のお施主様は木目を活かしつつ、かなり特殊な色を希望されました。
希望の色は鮮やかなブルーで(青藍)最も近い色は和信ガードラックアクアのブルーでした。

木目を活かしつつ、ということは材料の性質上1回で決めなくてはなりません。
木材一本一本を乾く前に一気に塗ります。

強烈な色ですが木目が生きてるのがわかるでしょうか?
カッコいいと思います。

ウッドデッキのメンテナンスをしても、またすぐ朽ちる兆候が見られると思います。
その時はためらわず、すぐメンテナンスしてください。

裏話

 

実はウッドデッキが朽ちて危ないので作り直した、あるいは取り壊したという現場をたくさん見ました。

そういうお施主様は口を揃えて「最初からスチール(アルミ)のデッキにしておけばよかった」「作らなければよかった」とおっしゃいます。

作り直したデッキはウッドではなくスチールやアルミ製の朽ちないやつです(笑)。

 

きっとそれだけウッドデッキを作りたかったのでしょう。

わかります。