屋根塗装の相場とお得に工事する方法
そろそろ屋根を塗装したいのだけどいくらぐらいなんだろう?
安くやる方法はないかな?
そんな悩みに塗装屋歴30年の私がお答えします。
世間一般ではどのぐらいで施工されているのか、グーグル検索してみました。
ネット検索上位5社の平均
34.2万円~55万円 ※令和3年7月現在
検索キーワード【 屋根塗装 相場 】
上位5社の詳細
足場の有無・使用材料・屋根材など基準は各社バラバラです。
無理やり平均を算出しました。
「おおよその金額」という事で、20万円以上差があります。
大ざっぱすぎてよくわかりませんので、もう少し詳しく知りたいところですね。
正確な金額は現場調査をしないとわかりません。
業者に電話して呼んで現場見せて寸法図って色々話して・・って面倒です。
なので実際に業者(私です)が施工する時の価格を参考にしてください。
実行価格
32万円 ※足場有
※足場無の場合18万円
以下の条件での料金です。
【屋根材】
トタン屋根もしくはスレート屋根
【塗り面積】
80㎡(30坪程度)
【足場】
あり
【使用材料】
ラジカルグレード
【工程】
高圧洗浄→下塗り→上塗り2回
以前関係者から「値段をハッキリさせるのは良くない」と注意されましたが、ネットで検索すれば出てくると思います。
私がここで書いても問題ないでしょう。
さらに詳しく記載します。
実行価格は次の3つの合計です。
・材料費
・工賃
・利益
材料費
約5万円
当たり前ですが、絶対必要なもので、塗料・シンナー・ハケ・ローラー等消耗品です。
近年いつも使用する塗料はラジカルグレードの材料です。
ラジカル塗料、シリコン塗料と値段がそんなに変わりません。
※ラジカルとシリコンの料金があまりにも違う業者は要注意
工賃
約22万円
人件費です。払わないと仕事しないですからね。
塗装職人に払う手間は1日2万円ほどで、4人工で終わらせたとして8万円。
足場設置は外部業者に発注して14万円。(200㎡×700円)
利益
約5万円
無くてもいいのですが(嘘)何かあった時のために2割ぐらい。
何かあった時とは?
現場では思うようにならない事があります。
事故や材料・道具の不具合、天候なんかも思い通りになりません。
でも現場をストップするわけにはいきませんので余裕をもって利益を計上します。
なので請求時に利益分をお返しする事もあります。(笑)
当たり前すぎるかもしれませんが、これが一番です。
でもこんな業者知ってたら、こんな記事読んでませんよね。(笑)
周りに信頼できる業者がいない場合、探すしかありません。
あ、自分で施工する場合は別ですが。
直接施工する業者
ハウスメーカやリフォーム会社は工事を請け負いますが、自分では施工しません。
下請けに施工させて中間マージンを乗せて販売します。
当然金額は高くなります。
実際に工事をしている下請け業者に直接依頼した方がいいでしょう。
地元の業者
遠方から来る業者とくらべ、地元の業者は交通費や宿泊費などの経費がかかりません。
通勤時間も短いので、その分仕事の時間を長く取れます。
なによりも、地元で評判が悪くなるような仕事は出来ないはず。
さらに、近くに以前施工した物件があるはずで、どんな仕事をするのか見ることも。
いい業者が見つかったら、2~3社ぐらいから見積を取ったほうがいいです。
見積の内容を比較したり、担当の人間性をみる事もできますので。
※一括見積サイトに注意
ネットの「見積サイト」に依頼するのは避けた方がいいです。
サイトに紹介料(10%)払って紹介してもらうので、見積金額に10%乗せてるので。
詳しくはこちらをどうぞ。
屋根塗装の相場というのがあまりにも幅が広くわかりずらいので「実行価格」を乗せてしまいました。
実はこの「実行価格」以下の金額でも施工出来ます。
その場合、工程を1つ減らしたり余ってる材料を使用するため色が選択出来なかったりするので、
お施主様がそれでもいいという場合のみですが。
お得に工事する方法は参考になると思います。
お役立てください。
ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。
【多彩模様】ニッペ クリスタルアート UV
ペンキで壁を塗ると、塗った色で壁が仕上がります。
当たり前ですが単一色です。
きっと、そんな仕上がりじゃつまらねえ、と思った人がいたのでしょうね。
多彩模様塗料という、複数の色が不規則に散らばる天然石のように仕上がる材料があります。
代表的な多彩模様塗料
日本ペイント 水性ペリアートUV
関西ペイント 水性ゾラコートEX
エスケー化研 プレミアムマルチカラー
今回、日本ペイントの新製品【クリスタルアート UV】を施工する機会がありました。
きっと参考になると思いますのでご覧ください。
今回施工するお宅です。
外壁は元々全面が意匠性塗材(ジョリパット)で施工されていたようで、1階部分だけレンガ調のサイディングを貼ったようです。
ちょっと特殊なサイディング?です。
おそらく内装用ではないでしょうか。チョーキングがすごい!
表面の劣化した塗膜が洗い流されて元の色がわかります。
2階部分です。
細かいクラックを水性ノンブリードウレタンシール「外壁専科」で埋めました。
施工要領書によるとクリスタルアート、吹付の場合は2工程で仕上がってしまうそうです。
マジか!
施工要領書を信じて、下塗りを無希釈でハケとローラーで塗ります。
すごくカブりがいいです。
下塗りが乾燥したら上塗りを吹き付けるのですが、これで仕上がりだそうです。
塗料、というよりもチップの入ったクリアーですね。
白っぽいベースの上に白っぽい骨材の仕上げは全然目立ちません。
普通の塗料で塗りつぶしの方がよかったのではないでしょうか?
1階タイル部分、思ったより目地が深くてハケだと時間がかかりそうです。
施工要領書に「下塗りはハケ・ローラーで施工」と書いてありますが、なんとかしたい。
そこで・・。
下塗りも吹き付けてしまうことに。
おお、早い早い(笑)。
念のため2回吹き付けました。多分大丈夫でしょう。
そして上塗りです。
ものすごく高価な材料、少しも無駄にできません。
ザっと左半分を吹き付けたところです。
よくわからないので拡大。
うん、高級感あふれる仕上がりですね。美しいと思います。
養生をはがしたら1階と2階の見切りが通ってませんでした(泣)。
どー直せばいいのだろう。ハケで直せるのでしょうか?
とりあえずマスキングテープを貼ります。
テープを貼りました。にじまないようにしっかり押さえつけて。
次に下塗りをハケで塗ります。
下塗りはハケで施工してもOKなので問題ないはずです。
問題は上塗りです。こんなちょこっと吹き付けてられません。
養生したりコンプレッサー用意したり、あーめんどくせええ!
ハケでやることにしました(笑)。
さあ、テープをはがしてみると・・。
うん、まあこんなんでしょう。
材料費
クリスタルアートUV
下塗り¥14,000×3缶
上塗り¥42,000×3缶
材料合計¥168,000
なんと材料一式¥170,000 !(端数切上)
とても高価です。私はこれで一か月くらせます。(笑)
工賃
2人でおおむね5日、10人工。1人¥20,000
高圧洗浄→養生→下塗り→上塗り→清掃
工賃合計¥200,000
実行金額
材料工賃合計 ¥370,000
外壁の㎡数が120㎡ぐらいなので、㎡単価にすると約3,000円/㎡です。
この金額は外壁だけです。
この他、足場レンタルや天井・破風板・雨樋塗装などいろいろ合わせると7~80万かかるでしょう。
でも仕上がりはきれいで、他ではあまり見ません。
ある程度予算がある人にはお勧めの材料です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コールタールの塗装【吉田製油所 精製コールタール】
コールタール、昔はトタン屋根や外塀の木材によく塗ってありました。
でも最近で塗装した事があるのは、プロのペンキ屋でもなかなかいないのではないでしょうか?
実は私も初めてでした
実際に作業してみてわかったんですが、塗装方法そのものは難しくありません。
「技術」より必要なものは「根性」です。
根性とは、そのニオイの中で長時間作業する根性です。
令和の今現在、新規でコールタールを塗装することはまずないでしょう。
最低でも合成樹脂ペイント、いわゆるペンキを塗装するはずです。
コールタールのデメリット
・有害性・発がん性を有する
・耐久性が悪い
・色が黒しかない
・ニオイがキツイ
・ベタつく
デメリットばかりだとアレなので、メリットをあげると「安い」というのがあります。
ですが、同じぐらい安い塗料があるので普通はそれを塗ります。
それでも塗装しなければならない場合は、既存の塗装がコールタールの場合です。
コールタールは油膜そのもので、その上に塗装しても塗膜が密着しません。
なのでコールタールの上にはコールタールしか塗装できないんです。
材料屋さんから聞いた話
塗装後5年以上経過した場合ならシルバー塗料を下塗りすれば色は付けられるみたいです。
シルバーの顔料はアルミの粉なので、アルミの膜を作ればその上に塗装できるという理屈だそうで。
だけど耐久性は?だそうです。(笑)
納屋というのでしょうか、私の地元栃木県ではこういった建物のことを「あまや」って呼びます。
方言でしょうか?
漢字はおそらく「雨屋」だと思います。
下地処理はお約束の高圧洗浄。
本当はグラインダーにカップをつけて削りたいのですが、穴が開いてしまうと元も子もないのでやめます。
コールタールがサビと一緒に固まっている部分が結構あって、なかなか手ごわいです。
通常のトタンと比べて倍以上時間がかかりました。
吉田製油所の精製コールタール。
コールタール、大手塗料メーカーからは出していないようですね。
どうやら一番メジャーなのがこの製品。
1缶で160㎡塗装できるそうですが、本当?
いつものようにハケとローラーで右から左方向へと塗装していきます。
希釈はラッカーシンナーを使うそうなので、ラッカーシンナーをちょこっと入れました。
一番安い洗浄用のやつで十分です。
気温で塗りやすさがかなり変わります。
真夏の屋根なら無希釈でもスイスイ塗れるのではないでしょうか。
1缶で160㎡塗装出来る予定でしたが、この現場は1缶で100㎡しか塗装出来ませんでした。
なかなか計算通りにはいかないようです。
後日、お施主様が2回塗りを希望なので、もう一度塗ります。
1回目塗装後、1週間経過しているにもかかわらずベタついています。
1週間で乾くと思っていたのですが、甘かったですね。
そんな中での塗装、足の後ろがベタベタです。
もうこの靴は使えないでしょう。洗っても落ちねえし。(怒)
今回塗装して、心の底から思いました。
コールタールは塗らないほうがいい!
「一度塗ったら次もタールじゃなくちゃダメ」とか「使った道具はもう使えない」とか「ベタベタしてキモイ」とか色々ありますが、一番ダメなのが「ニオイ」です。
どれぐらいクサイかというと、
風向きによるが100m離れても匂う
ニオイで飯が食えない
使用した作業着と一緒に洗濯した洗濯物がクサイ
というか作業着で家の中に入るなと言われた
娘が近づいて来ないのはコールタールのせいに違いない
これぐらいクサイ!
最後にもう一回言わせてもらいます。
コールタールは塗らないほうがいい!
追記 (令和6年5月)
後始末について、何件か質問がありましたので追記します。
洗濯機にニオイが移りました。
私はこれぐらいのニオイは大丈夫だと思い、一回違う衣類を洗濯しましたが、家族には臭いんだそうです。
仕方がないので、洗濯槽カビキラーでクリーニングしました。
私はこれで大丈夫だと思ったのですが、家族は不満そうでした。
材料屋に問い合わせたら、重油と同じように処理できるそうです。
よく考えたらコールタールって重油ですよね。
遮熱塗料の塗装
「遮熱塗料」という塗料があります。
いろんなメーカーからいろんな種類の塗料が販売されていますが、その名のとおり「熱を遮る塗料」です。
中には「断熱塗料」というのもありますね。
日進産業のガイナが有名です。
外壁に施工した例がありますので
こちらをご覧ください。
よく外壁に施工する事をすすめる業者がいますが、注意が必要です。
壁面積の半分以上が窓の建物の外壁に遮熱塗装をして本当に効果があるのでしょうか?
私なら窓を遮熱にする事を勧めます。
窓の外によしずを立てかける、なんかいいのではないでしょうか(笑)。
効果的なのは間違いなく「屋根」です。
屋根の表面温度が下がれば当然室内温度も下がります。
一般住宅でよく使われるスレート屋根ではあまり効果は分かりづらいかもしれませんが、工場等で使用する折板屋根ではエアコン代が安くなるといった効果がみられます。
屋根を葺いてから一回目の塗り替えだそうです。
まずお約束の高圧洗浄から始まります。
えらい勢いで水垢と劣化した塗装が流されていきます。
雨樋から流れ出る水は真っ白です。
一部塩ビ鋼板で葺かれていました。
塩ビ鋼板の厄介なところはキズや切り口の所から塩ビ被覆がめくれてサビてくる事です。
こんな風に。
なんか写真では分かりづらいですね。
このままでは塗料が塗り切れないのと見た目にもアレなのでカッターナイフ等でめくれた塩ビ被覆を除去します。
今回使用する材料はミラクールS300。
お施主様の担当者様がご自分で調べて「これを使おう」と決定した材料です。
私は初めて使います。
㎡数がとんでもなく多いので搬入された時はこんな状態です。
専用下塗りの「ミラクールSⅡプライマー」です。
どうやら強溶剤2液エポキシ樹脂ですね。
専用シンナーはエポキシシンナーです。
メーカーの仕様書には「旧塗膜がある場合は塗装工程が異なります」とありますが、旧塗膜のリフティングを恐れての事でしょう。
今回は新規の塗り替えなので問題なく施工出来ます。
ですが塩ビ鋼板部分が気になります。
メーカーに問い合わせたところ「目立たない場所でテストしてから使用してください」だそうで、自信がないのでしょうか?
私の経験上「強溶2液エポ」は塩ビ鋼板の下塗りの定番です。
販売店の担当者と相談してもOKなのでビビるメーカーを尻目にガンガン塗っていきます。
ミラクールS300、珍しく3液タイプの弱溶剤塗料です。
専用シンナーは塗料用シンナー。
規定量を電動工具でよく攪拌します。
3液のせいかあまり希釈しません。
希釈しすぎ(専門用語でシャブくしすぎ)に注意です。
塗り面積が多いので塗ってると気が遠くなってきます。
実は施工した時期が真夏で、連日猛暑日が続き30分作業したら休憩しないと職人が危ない!
上塗の2回目は注意が必要です。
暑さで頭がボーとしている上にどこを塗ってるのかわからないぐらい真っ白です。
全然関係ないのですが、昔少年ジャンプで連載されていた「ストップひばり君」という漫画で「白いワニがやってくる」というシーンを思い浮かべてしまいました。
休憩の時はどこまで塗ったのかわかるようにマスキングテープでしるしをしておきます。
こうして暑い中「白いワニ」が来ることなく、なんとか作業を終える事が出来ました。
作業を終えて施工者として気になるのは「本当に効果があるのだろうか」という事です。
なのでちょっと実験?してみました。
実験とは「夏に厚く焼けた砂浜で素足でどのぐらい耐えられるか」というアレです。
だれもがチャレンジした事があるのではないでしょうか?
まず塗装してない部分に乗ってみました。
ひゃあー、熱っちー!
ものの数十秒しか耐えられません。すぐに避雷針にしがみつきます。
もう出川哲朗状態(笑)。
あとで工場の人が温度を測ったら50℃以上あるみたいです。
では塗装後の屋根に裸足で乗ってみます。
いやー、ぬるい!
ぬるすぎてくしゃみが出そうです(笑)。
この温度は人肌ってやつですか。
これなら裸で寝っ転がることも出来そうです。
屋根の表面は明らかに効果がある事がわかりました。
問題は工場内です。
結果は来年のデーターを見ないとわかりませんが、施行した者としては効果があって欲しいと願います。
来年結果を尋ね、結果がわかり次第ここに追記したいと思いますのでしばらくおまちください。
宇都宮市 K店様
なんと、現場は宇都宮の超人気店K様!
新緑が目に優しい季節、屋根を塗装させていただきました。
施工前
下から屋根を見ると、落ち葉が積もっています。
こいつは少々厄介かもしれません。
まずは屋根に上ってみます。
上ってみました。
落ち葉は払えば落ちますが、塗装の浮きや錆はそうはいきません。
下地処理
下地処理の工程は「高圧水洗浄」→「手工具ケレン」です。
まずは高圧洗浄機で落ち葉・藻・苔・チョーキングした旧塗膜を出来るだけ除去。
その後、落としきれなかった塗膜を皮スキ等で剥がしていきます。
これぐらい削ればいいのではないでしょうか?
出ている釘等も打ち込みます。
下塗り
下塗りです。
ここ数年私が使っている錆止め剤は
日本ペイントハイポンプライマーⅡです。
白・グレー・赤錆の3色があるのですが、上塗りが黒なので今回は赤錆色で。
どうしよう。(汗)
とりあえず近所のホームセンターにいってTVアンテナの馬を買ってきました。
取り付けました!
まるで新品のようです。(笑)
もう後は順調に作業が進みます。
上塗り2回目。
同じ材料を2回塗って仕上げます。
今回、下屋根の北側部分だけ違う材料を塗ることにしました。
使う材料は
ニッペファイン4Fベスト。
おそらくニッペで出てる材料の中で最高グレードの材料なのではないでしょうか?
かなり対候性の高い材料です。20年以上は持つかも。
お施主様の了解を得て施工させてもらいました。
|
ニッペハイポンプライマーⅡ
|
3セット
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ニッペハイポン20デクロ
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少量
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ニッペファインパーフェクトベスト強化シーラー
|
少量
|
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ニッペファインパーフェクトベスト(Jブラック)
|
3セット
|
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ニッペファイン4Fベスト(Jブラック)
|
6㎏程度
|
作業を終えて
今回、営業時間中に作業させていただいたお施主様に感謝いたします。
無事完工することが出来ました。
現場は毎日満席の超繁盛店です。
工事させていただいた事がなんかこう、誇らしいですね。
こんど密かに来ます。
密かじゃ無くても、仕上がり具合の確認もしたいですし。
ってか、絶対来ますのでよろしくお願いします。
五霞町 M様邸
今回の現場はちょっと遠い茨城県の五霞町。
もう川を渡ると埼玉県幸手市です。
宇都宮からは遠く感じますが、この辺りなら一時間強で行けるので守備範囲。
カラーシュミレーション
お客様、何色にすればいいのか悩まれていました。
なのでカラーシュミレーションを提出。
パターン1
モノトーンで縦アクセント
パターン2
緑色が好きだというので
パターン3
違ったパターンを一つ
細かく打ち合わせして作ったのはパターン1だったので、パターン1に決まると思ったら・・。
パターン3に決定しました。
ついでに作ったのに。(笑)
実際の仕上がりはこんな感じです。
微妙に違いますが、あらかたイメージどおりではないでしょうか?
足場屋さんに足場をかけてもらったら高圧洗浄です。
意外と勾配がありますが、いい足場を架けてもらったので安心。
下塗りはニッペのファインパーフェクトベスト強化シーラー。
上塗りはニッペのファインパーフェクトベスト。
ニッペパーフェクトシリーズの中でこの材料は最高にコスパがいいです。
1回でもうものすごい仕上がりなんですが、もう一度ダメ押しで塗装します。
完了。
あまりにも艶がありすぎ!
目がくらんで落ちそうになりました。
高圧洗浄後、ビニール飛散防止養生して下塗りしました。
使用材料はニッペパーフェクトフィーラー。
上塗りにニッペパーフェクトトップを塗ります。
メーカー仕様書通りの施工。
上塗り2回目の施工状況です。
乾くと1回目と同化してしまうので、乾く前に塗りきらなくてはいけません。
完了です。
雨戸と玄関ドアも塗装したら、なんかこう新築同様に。
いや、それ以上でしょうか!
工事金額
¥800,000
見積では90万円でしたが、10万円安くすることができました。
どうしても見積は高めになってしまいます。
詳細
実行金額 ¥727,000
【内訳】
建坪43坪
|
足場レンタル架払工事
|
¥150,000
|
|
材料費
|
¥130,000
|
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工賃(18人)
|
¥360,000
|
|
交通費(10往復)
|
¥15,000
|
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消費税10%
|
¥72,730
|
利益 ¥72,000~
しかし、いつも思うのですが「消費税10%」って何なんですかね。(怒)
現場が終わって
実は遠い現場、結構好きなんです。
その土地でしか見られないものや食べられないものがありますからね。
今回は近くに桜の名所「権現堂公園」があるので来てしまいました。
いやあ、とても見事です!
桜もきれいだし、いい仕事もさせてもらえるしで楽しい現場でした。
感謝。
宇都宮市 K様邸
宇都宮市にお住いのK様よりお問い合わせがあり、さっそく現場調査にうかがいました。
現場調査
現場は建坪40坪ぐらいで下屋根がぐるりと回っていて総面積120~30㎡。
トタン長尺の横葺き(AT葺き)ですね。
板金屋さんはカッコよく「エーティー」っていいます。
お施主様ご自身で3年ぐらい前に塗装されたそうで、不安なので見て欲しいとの事。
下屋根もトタン横葺きです。
写真ではわかりずらいかもしれませんが、微妙に塗膜がはがれて前回塗ってあった色が透けて見えます。
板金の合わせ目がシーリングされていて、左側と右側の色が違います。
お施主様にたずねたところ、雨漏りするので何度か補修されたそうで・・。
現在は雨漏りしていないそうなので、そのまま塗装することになりました。
使用材料 【ニッペパーフェクトベスト】
使用材料は日本ペイントのパーフェクトシリーズより「パーフェクトベスト」。
もう数年使用していますが、間違いのない材料です。
下塗り
下塗りにはメーカー推奨の「ハイポンプライマーⅡホワイト」を使います。
上塗りが鮮やかな色なので、いったん白くしようという作戦。
ま、別に赤錆色でもいいんですけどね。
上塗り
上塗りの1回目は仕上がりの「ベネチアブルー」ではなく「スカイブルー」を使いました。
在庫を処分してしまうのと、上塗りを塗りやすくするための一石二鳥です。
2階大屋根でスカイブルーは無くなってしまったので、下屋根の1回目はベネチアブルーで。
2回目(仕上げ)の塗装状況。
色が違うのでハッキリと塗ってるのがわかります。
下屋根の仕上げです。
写真では塗った所と塗ってない所がわかりずらいですね。
工事金額
¥205,000
今回集金させていただいた金額です。
ホントは端数を割引して20万円の予定だったのですが、お施主様が端数を切り上げて5千円いただく事に!
ありがとうございました。
詳細
実行金額 ¥192,500
【内訳】
屋根120㎡
材料費 ¥55,000
人件費 ¥120,000
消費税10% ¥17,500
利益 ¥12,500
壬生町 倉庫 屋根・外壁塗装【ニッペパーフェクトセラミックトップG】
壬生町 倉庫 屋根・外壁塗装【ニッペパーフェクトセラミックトップG】
今回の現場は倉庫で、屋根は折板・外壁はALCです。
面積はあるのに養生する場所がすくなくて非常にやりやすい!
今回の現場は倉庫で、屋根は折板・外壁はALCです。
面積はあるのに養生する場所がすくなくて非常にやりやすい!
ALC目地 シール打ち替え
お施主様によると、この建物は内側に水がまわっているとの事。
なにが原因かわかりませんが、目地のシーリングを見てみると・・・。
こんな感じです。
どうやら目地のシールがあやしいですね。
内側を見せてもらいましょう。
思ったより水が染み出た跡があります。
結構染み出してるんですね。
一般の建物なら内側にプラスターボードなどを貼ってクロスなんかで仕上げるのですが、倉庫なのでALCむき出しで内側が良く分かります。
外部のシーリングを増し打ちでもいいのでは、と思いましたが打ち換えてくれとの事。
いつもはALCの目地シール、こんなにきれいに撤去できません。
今回はなぜかキレイに撤去できました。
なぜか思ったより楽にきれます。
ひっぱるとこんな感じ。
メリメリ剥がれます。
さては新築時の業者が下地のプライマーを塗らなかったのでは?
除去後拡大。
いつもはALCの目地シール、こんなにきれいに撤去できません。
今回はなぜかキレイに撤去できました。
専用プライマー塗布後、目地にシールを充填します。
まずガンに材料を入れます。
こんな感じで吸い上げて・・。
目地に充填していきます。
高圧洗浄
一通りシールが終わったら外壁の劣化した塗膜を除去する為、高圧洗浄をします。
内部に水が回らない様に、シーリング施工後の水洗いです。
実はこのハイポンファインプライマーⅡ、カタログには記載されていませんが「10年ぐらい経過したガルバリウム鋼板」にも使用可能らしいです。
メーカーに確認したところ大丈夫だそうで。
なんでカタログに記載しないのだろう、という疑問はおいといて塗装していきます。
外壁塗装
外壁に使う材料はいつものラジカルグレードを使おうとおもったのですが、お施主様の希望で無機塗料を使う事になりました。
この材料、スレート屋根などに使う材料ですが金属屋根にも問題なく使えます。
ニッペで金属屋根の材料を見るとなぜかシリコングレードの材料しかありません。(令和2年6月現在)
私はラジカルグレードの材料を使いたいのでこの材料をピックアップしました。
しゃがんで塗ってたら腰が痛くなったみたいです。
とうとう長柄を使いだしました。
外壁塗装
外壁に使う材料はいつものラジカルグレードを使おうとおもったのですが、お施主様の希望で無機塗料を使う事になりました。
ニッペパーフェクトセラミックトップG
今回使うのはニッペ最強ランク。
ニッペパーフェクトセラミックトップG!!
専用の中塗りが2万円ちょっと、上塗りは6万円ちょっとするとんでもなく高い材料です。
値段も最強⁉
私は一般住宅では絶対勧めません(笑)。
まず下塗りです。
下地の状況にもよりますが。水性カチオンシーラーでいいのではないでしょうか?
いよいよ上塗です。
2液性の材料なので硬化剤を規定量添加します。
よく攪拌し、塗り残しが無いよう気を付けて塗装します。
いかにも塗ってます感が満載の写真ですが、ちゃんと塗れてるのがわかるでしょうか?
材料の使用状況です。
こんな感じで奇麗にネタをさらいます。
足りないので1セット追加しました。
しめて9万円弱なり。
付帯部分(下屋根)塗装
下屋根の裏側の鉄骨などの塗装です。
まず錆止め。
防鳥ネットを丸めるのがちと面倒ですが、やりやすいです。
上塗。
屋根と同じ材料です。
仕上がりはこんな感じになりました。
鉄骨は新品同様以上にキレイになりますね。
最後に
今回、一般住宅ではあまり使わない無機塗料を使わせていただきました。
塗膜そのものは、あと30年ぐらいもつと思われます。
ただすごく高いのでお勧めしません。
30年そのまま放置より、もう一回リフォームしたほうがいいです。
こういった高価な材料を勧める業者ってのは、ただお金が欲しいんでしょうね。
普通の材料と比べると、利益率は一緒でも単価が高い分儲かりますから。
私としては今回貴重な経験が出来て感謝します。
ありがとうございました。
宇都宮市 T様邸 屋根・外壁塗装
宇都宮市内、モダンな住宅の塗り替えです。
すげえ急勾配!
塗り替えしたのかどうかも分からないし、築何年なのか思い出すのに時間がかかるぐらいの築年数だそうです(笑)。
屋根足場
かなり勾配が早い屋根です。
登ろうとすると、スベリ台の様に滑り落ちてしまいます。
それはそれで面白いのですが、このままでは作業できないので屋根に足場をかけました。
そのぶん足場料金は高くなります。
屋根足場は通常の倍ぐらいの料金ですね。
使用材料 ニッペファインパーフェクトベスト
今回使用する材料は、ニッペファインパーフェクトベスト。
下塗はファイン浸透シーラー。
メーカー設計価格 3,360(円/㎡) 。
私が実際に施工する単価は50%オフの 1,680(円/㎡) 。
棟板金 釘の増し打ち・抜け止めシール
この手の屋根はたいがい棟板金の釘が飛び出てたりするので、塗装する前に修理をします。
ほら、鉄の釘が飛び出しています。
このままだと釘が抜け落ちて、風の強い時に板金が飛んで行ってしまうかもしれません。
なので打ち込むのですが、ちょっと心配なので一本よけいに打ち込みます。
間にステンレス製の釘を打ちます。
さいわい棟下地の抜き板はしっかりしていました。
抜け止めのシーリングをします。
塗装
板金部分に錆止めを塗った後、化粧スレート部分にシーラーを塗装します。
いつもはALCの目地シール、こんなにきれいに撤去できません。
今回はなぜかキレイに撤去できました。
足元がツルっと滑った時、「足場が無かったら・・」と思うとぞっとします。
乾燥したら上塗りです。
このスレート屋根は「アーバニー」という珍しいタイプで、塗装が非常に面倒。
目地の隙間を一本一本ハケでつついていきます。
まるでゴールのないあみだくじ(笑)。
終わったらベタ面のローラー転がしです。
うーん、あみだくじと違ってストレスがありません。
ローラーで2回塗装して屋根は完成です。
シャーピシール、シーリング屋はあまり使いません。
なぜか最近塗装屋がよく使うようになりました。
きっとメーカーが塗料業界に営業しまくってるのでしょう。
既存のシールを除去し、新規に打ち込んでいきます。
塗装
シール乾燥後、塗装です。
いつもの様に下塗り→上塗り2回。
シーラーはニッペ水性カチオンシーラー・上塗りはニッペパーフェクトトップです。
ラジカルグレードのこの材料、いつも使っている材料で今までノークレーム。
ラジカルグレード塗料については
こちらをご覧ください。
雨屋(あまや)トタン屋根塗装
T様邸、母屋とは別にはなれの建物があります。
こういった農機具なんかをしまっておく開放型の建物を、雨屋(あまや)って呼ぶのは栃木だけでしょうか?
雨屋のトタン屋根を塗装します。
サビサビです。
これは電動工具でざっと削ってほうが早いですね。
使用材料 KFケミカル セミフロンルーフⅡ
使用材料はなんとフッ素です。
お施主様、長持ちさせたいらしいのでこれをピックアップしました。
KFケミカル セミフロンルーフⅡ
KFケミカル、あまり聞かないメーカーですがフッ素でも比較的安く入るので採用しました。
2012年に建築塗料事業を始めたらしく、歴史は浅いですが性能はどうでしょうか?
メーカー設計価格 4,250 (円/㎡)
実行価格は 2,200(円/㎡)ぐらいですが、ケレンが大変だったので2,500(円/㎡)ください(笑)。
下塗はニッペのハイポンプライマーⅡを使います。
メーカ推奨の材料ではないのですが、問い合わせたところ錆止めは弱溶剤2液エポキシなら何でもよいとの事。
乾燥後、上塗りを2回します。
うん、キレイになりました。
20年ぐらい持ってほしいですね!
ブロック壁の塗装
屋根がキレイになったので壁も何とかしてくれ、と追加の工事です。
壁はブロック。
下塗
ブロックそのままでは塗料が吸い込んでしまい、なかなか仕上げる事が出来ません。
まず、微弾性フィーラーで下地をとめます。
使用材料は
キクスイソフトリカバリー。
この時点でガッチリ塗らないと上塗りが美しくなりません。
道具はネタ付きが大変良い
マルテー微弾性ローラーがはかどりました。
職人の間ではこのローラー、評判が悪いのですがそれは平滑面に使うからです。
粗面に使いましょう。
外壁と同じ水性パーフェクトトップでもよかったのですが、鉄骨も一緒に塗装するので溶剤にしました。
商品名にファインが付くかつかないかの違いかもしれませんが、鉄部に水性を塗るのは気が引けます。
仕上がりです。イメージが全然かわりましたね(笑)。
ブロックっぽくないです。
ウッドデッキの塗装
外部でメンテナンスを放置しがちなウッドデッキ。
ここも手すりが朽ちてました。
手すりは危ないので解体撤去しましたが、床は塗装すればまだ使えそうです。
塗装前に電動サンダーで表面を削ります。
使用材料はキシラデコール・ノンロットの合成です。
木材保護塗料、色々あるので詳しくは
こちらをどうぞ。
うーん、いい仕上がりですね。
キレイなままにするのに3年に1回、せめて5年に1回塗装したいですね。
最後に 雨樋交換
住宅の重要なパーツに雨樋があります。
まだ使えそうだからという理由で使い続ける事が多いんですが、お施主様は交換という選択をしました。
解体してみてわかったのですが、不具合な部分が何か所もある!
使い続けたら早いうちに雨漏りしてたでしょう。
わたしは雨樋の取り付けが出来ないので、専門の業者に施工してもらいます。
写真は今は亡き伝説の板金屋の生き残り業者。
新規雨樋設置、料金は解体処分料込で 2,000円/m~。
足場解体後の写真です。
元々いい感じの建物なんですが、リフォームしたらさらにお洒落になったと思いませんか!