塗装屋の符丁(隠語)
最近はあまり聞かなくなりましたが、塗装屋にも符丁があります。
ちょっと現場の会話をきいてみましょう。
親方「おい、そこはリャンコまわってくれ」
若衆2「ニャンコって猫かなんかっすか?」
トンチンカンな会話です(笑)。
一体なにを話しているのでしょう?
どうやら若衆の方は符丁を知らないようです。
符丁はお客様や現場の監督さんに聞かれちゃいやな事を話すのに助かるのですが、最近の職人さんは符丁を知らなかったりするのでこんな事になります。
本当は知られちゃいけないんですが、ちょっとネットで検索すればたくさん出てきます。
私がここでバラしてもいいでしょう。
お金に関する話は符丁を使うと便利です。
また現場で若衆同士の会話をきいてみましょう。
若衆2「俺、この現場の手間はホンレーなんですよ。」
若衆1「マジで?元請はロの字払ってるっていってたぞ。」
若衆2「え、親方ピンはねは1割だって・・。」
若衆1「レーはねてんな(笑)。」
若衆2「・・・じゃホンヤマじゃないっすか(怒)!」
なんとなくわかります?
でもハッキリとはわからないですよね。
他に数字の隠語は、1をピンコロ・2をリャンコ・3をツノジとか言ったりします。
麻雀好きな人ならピンとリャンはわかりますよね!
語源
語源についてネットで調べたところ、佐藤興業という大きな塗装屋の会長が詳しく語ってます。
それによると
ホン = 木に一本足したのが「本」
ロ = いろは歌の二番目の字
ツ~ヨ= いろは歌の「わかよたれそつねならむ」の太字の部分を逆にした
ヤマ = 八の字は山に似ている
キ = 際(きわ)だから
だそうです。
数字以外の符丁、ちょっと思いつくだけ表にしてみました。
まだありますが、これぐらいにしておきます。
現場での内緒話がわかっちゃいますから(笑)。
親方「今日、あんちゃんはケナミ?」
若衆1「昨日お湯でたからお茶とぎ行ったんじゃないですか?」
親方「しょうがねえなぁ。レースケ、シカツだもんなぁ。」
若衆1「心の声 (レーはねてるのバレてますよ)」