木部保護塗料(塗膜型)
木部保護塗料、いつも私は塗膜を作るタイプの塗膜型ではなく、塗膜を形成しない浸透型の塗料をすすめます。
その理由はいくつかありまして・・。
・塗りづらい
・塗る回数が多い
・高額
塗りづらい
浸透性塗料と違って粘度が高く塗りづらいので塗る速度が遅くなります。
塗る回数が多い
木目を表すタイプの塗料に限りますが、クリアーに微妙に色が付いてる程度なので何回も塗らないと見本通りの仕上がりにならないんです。
高額。
木目が表れるクリアータイプは16kgで2~5万円します。
木目つぶしタイプは4kgで1万円ぐらいですから16㎏で2万ぐらいします。
ですが、塗膜型は浸透型塗料より耐候性に優れ防腐防カビ効果も高いので金に糸目は付けないような現場ではおすすめします(笑)。
塗装職人はシッケンズと呼びますが、本当はオランダのシッケンズというメーカーの名前でセトールという商品名。
なのでハイエースに乗ってる人に「トヨタ乗ってるの」と聞くぐらいおかしな事だと思ってます(笑)。
この材料は木材に浸透するが塗膜も形成し、油性なのに成分中に水を含んでいるという不思議な塗料。
木目が見えるぐらい透明度が高いのに耐候性も高く、防腐防カビ効果もある理想的な材料ですが3回塗らないといい感じに仕上がりにくいので施工性は悪いです。
広い面を塗装する時はコテバケを使うと楽でした。
油性
トーヨーマテリア㈱
木材・石材洗浄保護のミヤキの油性木材保護塗料。
防腐防虫効果に加え高い耐候性を謳ってます。
おそらくこの中で一番高性能な材料です。
塗った感じは上記のシッケンズと同じで、2~3回塗らないといい感じになりません。
あと大事な事は、この材料はとても高いです。
私はまず候補に挙げません。
油性
㈱ミヤキ
ちょっとマイナー感のあるメーカーのあるキクスイ。
意外といい材料を出してます。
上記2製品と比べると知名度が低いですが、間違いなくいい材料です。
4年ぐらい前に前施工したお宅を伺ったところ、工事終了時からなんら変わってませんとの事です。
濃い色(濃彩色)が意外と安かったので使いました。
外部で臭い等環境の都合で水性の塗料を使わなくてはならない場合、私はこの材料を使う事が多いです。
この製品は完全な塗膜型ではなく半塗膜型といったほうがいいかもしれません。
1回目を塗装した後は浸透型をぬった様に木目が表れています。
そして2回目3回目と塗るに従って木目がつぶれていきます。
木目を活かすならハケ目を一本通して1回で決めましょう。
塗装技術が必要な材料です。
水性
和信工業㈱